楽しい植物化石 著=土屋 香 土屋 健

本屋さんで見つけて、購入しました。書店のいいところですね。ネット通販では出会ってない本です。

化石で知る植物の進化

私は、化石も古代史も全く興味がありません。なのに買ってしまった。
この本では、化石で植物の進化が見ることができるのです。教科書なんかで植物の進化は文字でしか見ていません。25億年前〜4億年前に藻類(シアノバクテリア)が酸素を作って、シダ類がでてきて上陸。維管束という植物体の組織を持つようになって、巨大化。石炭紀には森林を形成した。デボン紀の終わりには種子を作るようになって、裸子植物から白亜紀の被子植物へと進化。その過程を、全部ではありませんが化石でたどっています。カラーの美しい写真で。視覚的に理解できるのがすばらしい。化石から古代植物の研究がなされたんだなと改めて分かりました。

ジュラシック・パーク的植物園

映画のジュラシック・パークみたいに古代の植物を再生して、植物園ができたら楽しいのに!と思いました。本文中「ジュラシック・パークは可能?」の項で、DNAは壊れやすいものだから無理だよ〜と書かれていました。妄想の世界なら実現可能です。妄想ししよう。

古生物に関わる職業案内まで

最後に「古生物にかかわる仕事ってどんなもの !?」と対談コーナーがありました。これも面白くて。本書の作成に協力された千葉県立中央博物館学芸員の斎木健一さんと著者の土屋香さんの対談です。土屋香さんは、恐竜・化石グッズの専門店を運営されています。両者とも大学で古生物を学ばれていた方々。大学院を出ても研究職につけないという話は良く聞きます。学芸員のポストだってそう多くない。好きな事で食べていくって、大変なんだなと思います。

今日のミチガエル

あまり足を運ぶことがなくなってきた本屋さん、たまには行ってみるべきですね。図書館でも予約した本の貸し借りしか行かなくなってます。

書籍情報

楽しい植物化石
著者 土屋 香 土屋 健
発行 河出書房新社