春の江戸楽アカデミーが中止になってしまって、やっと夏秋講座として開講しました。幸いにも「1級テキスト解説講座 全7回」を受講することになりました。コロナ対策で定員を半分くらいにしているので、すぐ埋まってしまったようです。
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初回の講座で、江戸時代の基礎的な知識を身につけるための、通史と文化に関する書籍を紹介していただきました。
江戸時代の流れを学ぶ書籍
日本の歴史 中央公論社
13江戸開府 14鎖国 15大名と百姓 16元禄時代 17町人の実力 18幕藩の苦悶 19開国と攘夷
日本の歴史をまとめた書籍で初めに出版された本だそうです。初めなので、とてもオーソドックスなところがオススメポイントだそうです。あとから出版された本は、最初に出された本と差別化するために、ある箇所だけ強調したり、論文集みたいになったりで、歴史の流れを学ぶには、わかりにくいということでした。
文庫で最近出版されているとのことで、私は文庫版を購入しました。
文化に関する書籍はこの2冊ですべて
江戸文化の見方 竹内 誠編 角川選書
全集 日本の歴史 別巻 日本文化の原型 青木美智男 小学館
どちらも購入。「江戸文化の見方」は、少し読み始めました。江戸庶民の生活文化に関する内容なので、私の興味のある分野。面白く読み進めます。
わからない事を調べるにはこの辞典で
日本史辞典 角川書店
国史大辞典 吉川弘文館 全17冊
私は、つい、ネットで調べてしまいます。ネットの記事はウソも多いそうなので、この辞典で調べたほうがいいんですよね、本当は。
博物館の展示会図録も見るべき
江戸東京博物館で過去に開催された展示会の図録もオススメされていました。江戸東京博物館の図書室で閲覧できます。図録の解説を読むとよくまとまっているので、気になったところをメモなり、コピーなりして自分の知識を深めていくのが良いということでした。
読んだほうが良いのはもちろんだけど
先生は、図書館へ行って、オススメ書籍以外にも関連する書籍が並んでいるので、読んでみたら良いとおっしゃっていました。また、借りたほうが返却期限があるので、強制的に読むで しょうとも。
このコロナのご時世なので、図書館へ行くのは躊躇してしまいます。入手する時間の短縮のためもあって、私はネット書店で購入しました。通史と江戸文化に関する本だけですが。
「日本の歴史」は、かなりのボリュームです。テキスト(江戸博覧強記)の通読を強化しないといけない時期なので、読むのを、ためらいました。でも、基礎は重要だと思い読むことにしました。
過去に受検し合格した方で「先生の推薦本を読んでおいて良かった。試験に出た」と言った人がいたそうです。確かに「江戸文化の見方」を少ししか読んでいないのですが「あ、ここ出題されていた」という内容が2箇所ほどありました。テキスト(江戸博覧強記)には、載っていなかった内容です。
「ああ、春に受講できていたらなぁ。読み進められたのに」と、言ってもしょうがないので読書を進めます。