新宿御苑 古月 日曜日でもランチ営業している薬膳中華のお店

3種の前菜盛り

2023年9月15日に閉店との突然のおしらせ。残念です。16年営業されていたそうです。新店の開業準備をされるとありました。新店は、早稲田辺りで、現在のお店よりこじんまりするとのこと。移転したら現在の古月のfacebook で告知してくれようです(2023年9月2日時点)

新宿御苑近辺では日曜日もランチ営業をしているお店が少ないのです。その中でも優しいお味の中華料理店です。

平日のランチも開店前から並びます。早めに行くのがオススメです。

「食養生」のお料理は、優しいお味です。麻婆豆腐のように辛いメニューもあります。

2階にあるお店の窓から新宿御苑脇の緑道の木々を眺めることができます。

お店情報

店名古月 新宿
住所東京都新宿区新宿1丁目5-5
御苑フラトー2階
電話番号03-3341-5204
営業時間ランチ11:30-14:00,1ディナー17:30-22:00
定休日月曜日、火曜日
予約可否ランチ不可、ディナー可
クレジットカード使用可能
席数25席
駐車場なし
Webサイト公式サイト
食べログ

古月 新宿 地図

地下鉄丸の内線新宿御苑前駅1番出口から徒歩3分

新宿御苑の新宿門、大木戸からそれぞれ徒歩5分くらい

2023年9月ディナー

閉店前に予約が取れたので最後のディナー。フカヒレのコースです

まずは、「酸梅湯」のソーダ割りを注文。燻製した梅の実と、大棗、サンザシ、甘草、ハイビスカスで作った自家製ドリンクです。猛暑日を更新したこの夏の暑さこたえた体に効きそうです。

古月 酸梅湯

前菜三種。クラゲの酢の物が酸っぱすぎず良い酸味。夏野菜は、オクラとカボチャの煮物です

前菜三種

アオリイカと菊花・梨の炒め物

アオリイカと菊花炒め

メインのふかひれ煮込み。肉厚なフカヒレで、牛肉を柔らかく煮込んだような食感です。少し甘味のあるお味でした

フカヒレの煮込み

季節の養生スープ。小さな冬瓜に味をつけて蒸しあげたスープです。冬瓜を器にしているのが素敵。器の冬瓜も外側の皮だけ残して、しっかりと食べました

小冬瓜の姿蒸しスープ

揚げワンタン。カリカリとした皮の食感が楽しい。柚子胡椒のソースをつけていただきました。

揚げワンタン

合鴨とへちまの梅風味蒸し

合鴨とへちまの梅風味蒸し

冷製坦々麺。自家製ラー油をかけていただきました。

冷製坦々麺

デザート時には、中国茶を入れてくれます

中国茶

デザートは、緑豆とハトムギ、薬草のゼリーです。お汁粉のような食感と甘味です

緑豆とハトムギ

2023年8月ランチ

ランチセット1,400円を注文。スープは、野菜スープに替えて季節の養生スープ(+700円

)にしてもらいました

古月 ランチセット

メインは、「合鴨とふくろたけの蒸し物 梅風味」合鴨に梅の酸味とほどよい甘さのタレで味つけをしてあって、おいしかったです。青いのは、へちまのような瓜でした。ふくろたけの食感もいい。

養生スープの具材は、冬瓜、塩漬けレモン、ハトムギ、蓮の葉、鶏肉です。滋味深い味です。レモンの皮のほろ苦さがアクセント。ハトムギのホクホク感も良い。メニューの説明には、『体の熱を取り除く「清熱(せいねつ)」や、暑気を払う「解暑(げしょ)」の効能をもつ食材をとり、夏の暑さを乗り切りましょう』とありました。夏バテ気味の体に効きそうです。毎日とりたい。

ご飯の横の漬物も自家製かと思います。さやインゲンのような見た目なのですが、味は高菜漬けのようでした。

古月 杏仁豆腐

デザートは、杏仁豆腐のフルーツそーすがけ。杏仁豆腐は、ミルク感が強めのなめらかな食感。フルーツソースも甘すぎず、とても合っていました。

2022年中秋の名月は9月10日

古月さんで月餅(げっぺい)が発売されました。秋ですねぇ〜。月餅は、中秋の名月を愛でながら食べる中国のお菓子です。

月餅

「塩漬け卵と蓮の実餡」と「五仁(5種ナッツ)」の2種類です。凍頂ウーロン茶のティーパック付きで1,000円 こちらのセットはテイクアウト用です

月餅二種
左が「塩漬け卵と蓮の実餡」右が「五仁」

塩漬け卵の塩味と蓮の実の餡の甘さが調和しています。餡の甘さが主張しすぎていないのが良いです。ナッツは飴で絡めてあり、ナッツ好きにはたまらない歯ごたえです。

凍頂烏龍茶と一緒にいただきました。お茶の爽やかな香りと共に楽しみました。

訪問レポート2022年8月21日 ディナー

ディナーはコース料理かアラカルトだったのですが、最近、夜ごはんセットというお手軽なセットが登場しました。ランチのお手軽感覚でディナーが楽しめるとあって行ってきました。

酸梅湯(サンメイタン)

サンメイタン

まずはドリンクをたのみました。材料は、燻梅(いぶしめうめ)、ナツメ、サンザシ、甘草です。薬膳中華のお店ですからね。体にいいものばかり。メニューにあった効能は「スポーツの前後、熱中症の予防、バテ気味で食欲のない時などにおすすめです。」

漢方薬のお味です。酸味や甘味もなく、ほんとお薬。夏バテ気味の私の体に効きそうです。

ソーダ割780円

前菜3種盛り合わせ

3種の前菜盛り合わせ

左から蒸し鶏、くらげの黒酢和え、黒豆の枝豆紹興酒漬けです。

蒸し鶏は、蒸した鶏胸肉に塩胡椒のきいたネギがかかっていて見た目よりしっかりとしたお味です。中華の定番、くらげは安定の美味しさ。枝豆は紹興酒の風味がが効いていながらアルコール分は飛ばしてあるので食べやすい。

メインとご飯、野菜スープ

メインは、塩豚とツルムラサキの炒め煮。脂の多い豚肉なんですが、塩味でさっぱりといただけました。ツルムラサキはヌルヌルが苦手なんですがそんなに気にならずに美味しくいただけました。ご飯は麦入り。野菜スープはモヤシ入りのやさしいスープです。

塩豚とツルムラサキの炒め煮

夜ごはんセット 2,100円

訪問レポート2022年2月6日 ランチ

ちょっと贅沢なランチコースをいただきました。3500円のコースです。

ポット入りの中国茶もついてくるのが、お茶好きの私には嬉しい。

ミニサラダと前菜3種の盛り合わせからスタート

3種の前菜

くらげの酢の物、スルメイカの豆豉あえ、バナナの葉で包まれた鴨肉と米粉の蒸物です

繊細なお料理です。

熱々の蒸物を開いたら、椎茸と蓮根も入っていました。ピリッとくるスパイスが効いていました。

3種の前菜盛り

スープは、季節の養生スープ。ここの看板メニューです。季節毎に内容が変わります。今回は、「補腎益精(ほじんえきせい)」スープ。メニューにあった説明文は

『滋養強壮・不老長生を謳われる食材の多くは「補腎益精」の効能があります。中医学では「腎」は、老化を正常にしたり人間が健康的に生きたり、という最も根源的な機能を持つと考えられています。養生において重視される器官です。冬になると人間の体は、栄養を「精」に変換して「腎」に溜め込もうとします。つまり冬は、「腎」を補うのにちょうど良いのです。今回の材料は、すべて腎の栄養となる食材です。』

とありました。なんか体に良さそうです。

食材は、鹿肉、長芋、椎茸、ラズベリー、豆が入っていました。具をタレにつけていただきます。

養生スープ

ラズベリーの香りがほんのりとする、さっぱりとしたスープでした。

点心は、2種類。ほうれん草のシュウマイと味噌を皮に練り込んだ肉まん。熱々の蒸し立てを出してくれます。見た目が美しい。

点心2種

メインは、3種類から選べるのですが、魚とうどの甘酢あんかけを選びました。

酸っぱさも強くなく、上品な味わいです。

ご飯には押し麦が入ってます。自家製お漬物もつきます。

魚とうどの甘酢あんかけ

最後はデザート。杏仁豆腐のいちごソースがけです。

こってりとした中華をお好みの方には、向きません。私は、上品な味つけのと盛り付けの料理にとても満足しました。