お庭と言っても庭石の話です。
母屋は、敷地の中でも高いところにあります。写真は建物の下にある石垣です。門から玄関への途中にあります。荒く、ゴロゴロした状態に積んであり、山の中の雰囲気を出しています。
一方、裏道一部の石垣は、お城の石垣のようなキッチリとした積み方をしていました。こちらは土留めの機能重視なのでしょう。
玄関前の敷石に、赤い石を使っています。おしゃれ。
ここのお庭のメインは大広間からの眺望。逗子葉山の山並みと鎌倉の海が見えます。
大広間前にある巨大な伽藍石。伽藍石とは、お寺の柱の基礎に使われていた石です。これを庭石として使うことが、明治期に、はやりました。
手水鉢(ちょうずばち)も色々。
延段(のべだん)のデザインも楽しいです。
投稿者プロフィール
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飯塚裕美(蛙号 カエラ)
お庭めぐりスト
カエルグッズ大好きのカエラー 樹木医
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