美しき庭園画の世界 江戸絵画にみる現実の理想郷

今年行きたい美術展を物色しているときに見つけた本展。残念なことに昨年で会期が終了していました。

静岡県立美術館で開催されていたこの美術展。邸園画というジャンルがあるのを始めて知ったので、みたいと思ったのでした。残念なことに既に終了。せめて図録を入手したいと思ってました。静岡県立美術館まで行かないと手に入らないのかなと、検索してみると、なんと書店の蔦谷で扱っていました。美術展の図録を扱っている本屋さんがなるんですね。早速購入。今日届きました。この図録から、この展覧会のことをまとめてみました。
中国の明清時代の庭園(園林)を描いた絵画に影響を受けて、江戸絵画に庭園画というジャンルが発達することになりました。影響を受けたと考えられる中国絵画を紹介しています。
関東と関西の庭園画の発生の違いを紹介しています。江戸では大名によって大名庭園が造られ、それを絵画で残したいとの大名の依頼によって制作されます。関西では、南画家が文人の居宅の庭を描いています。東西の画壇でも多くの庭園画が描かれるようになりました。
東西の庭園成立の違いや描かれる対象が違っても、東西の狩野派が関わり、発展していった庭園画。浮世絵ぐらいしか知らなかった私ですが、江戸時代の絵画の楽しみが一つ増えました。

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カエラ
カエラ
飯塚裕美(蛙号 カエラ)
カエルグッズ大好きのカエラー。
黄緑色にすぐ反応します。
緑つながりで、植物、庭園散歩も好きです。
さらに緑つながりでお茶も好き。


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