横浜には発祥の地がたくさんあります。その一つの近代街路樹発祥の地。横浜市中区のJR関内駅近くに記念碑がたっています。何年もこの辺りを通っていましたが、気づいていませんでした。
碑文には
一八六七年(慶応三年)、開港場横浜の馬車道では、各々の商店が競って柳と松を植栽した。是が日本での近代的な街路樹の先駆となった。
とあります。
江戸時代でも、日光や箱根の並木道はあったのでは?街路樹と違うの?と思いました。
山本紀久著「街路樹」では
街路樹は、並木の一種であり、市街地の道路に沿って植えられたもの、すなわち市街並木を指す。
と定義されています。街中の道路に植えられているのは街路樹になるようです。同書では、街路樹の歴史も載っていますが、この横浜馬車道のことは、載っていません。横浜が発祥の地とは認められてないのでしょうか?東京の銀座に植えられたマツ、サクラが近代並木の初めとなっています。
現在も馬車道は商店街です。柳や松は植わっていません。現在はアキニレです。
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飯塚裕美(蛙号 カエラ)
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