冬のこの時期、かわいい子達に出会えますよ。葉っぱを落とした樹木を見てみましょう
新宿御苑での冬芽観察会に参加しました。
出会った子たち
ハチジョウキブシ
雨に濡れてしっとりしています。
ハンカチノキ
はっきりとしたお鼻だち
アジサイ
顔がペコッとくびれています。小さい腕をひろげているようです。
トチノキ
芽はベタベタしています。顔が大きいので写真が撮りやすい
イチョウ
双子ちゃんが顔をそろえています。
落葉樹は、秋に葉を落とし、冬の間を小さい芽で過ごします。葉を落とした痕を葉痕(ようこん)と言います。葉っぱをしまっている冬芽の部分が帽子で葉痕が顔に見えます。
冬芽から木の名前を知るには
これ、何の木だろう?と冬芽の図鑑を見ます。しかし、慣れないとなかなか木の名前までたどり着かない!
参加者の一人だった冬芽番長によると
「冬芽から、その木の名前を見つけるほうが簡単。葉がでてきて、新芽が展開してるほうが分からない」冬芽の方がわかり易いそうです。
「葉っぱは個体差があったりするけど、冬芽は変異がないから」なんだそうです。
図鑑と冬芽をたくさん見て、慣れるしかなさそうです。
冬芽番長の名言
「冬芽は裏切らない」
参考にした本はこちら
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投稿者プロフィール
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飯塚裕美(蛙号 カエラ)
お庭めぐりスト
カエルグッズ大好きのカエラー 樹木医
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tukinuki@rmail.plala.or.jp
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