外観から江戸っぽい建物です。内部は写真撮影禁止なので撮れないのが残念。一階席は、高座に向かって中央に椅子席が並び、両側には畳の桟敷席があります。桟敷席には座布団があってゴロンとできそうな感じです。二階席もあるのですが入れませんでした。二階席の天井低そうです。建物の天井は格天井で美しい。
ウィキペディアによると、初代席亭(小屋主)北村銀太郎が建築家でもあり、昭和21年に戦後焼け野原だった頃に建てたそうです。東京の定席としては唯一の木造建築です。
末廣亭は細い通り沿いにあり、周りは小さな飲食店が立ち並ぶ繁華街です
落語だけでない番組
昼の部を観覧。落語だけでなく、漫才、紙切りや曲ごま、唄などがあり演芸三昧でした。落語以外の芸は生で見るのは初めて。傘で枡を回す芸では、小さい会場では、傘の骨と枡のあたるシュルシュルとい音がよく聞こえました。こんな音がするんだと感心しました。
お客さんは、いつ入ってもよいので始まりの頃は3割くらいでしたが、終わる頃には8割くらいに。全て自由席。
昼の部始まりの頃の落語家さんは、ちょっと短めの話でした。途中で話を思い出せなかったのか、詰まってしまう落語家さんもいて「間」が悪いのもご愛嬌。
話の中でお駄賃がでてくるときは、ちょっと違和感を感じました。現代でもわかるように円の単位を使ってくれているのですが、江戸時代が舞台の話だと思って聞いているのに「二円やるよ」とのセリフで、現代落語だったかな?と思ってしまいます。それしても二円じゃお小遣いにしては安すぎ。ここは二文とかなんだろうなぁと余計なことが頭に浮かんで話に集中できなかったです。
トリを務めた金春亭馬生さんは、さすがでした。話にドンドン引き込まれてしまいました。お客さんが途中で入ってくると、ちょっとザワつくのですが、そんなことも気にならないくらい話の世界に入って聞いていました。
昼の部は、12時から16時15分くらいまで。夜の部も入れ替えなしでそのままいてもよかったのですが帰りました。
姪っ子のお祝いの返礼品としてもらった入場券でした。売店で販売している扇子もお土産としてついてました。
(鑑賞日 2022年7月16日)
末廣亭
昼の部 12:15〜16:15 夜の部 16:45〜20:30
入場料 一般3,000 シニア2,700 学生 2,500 小学生2,200円
特別興行のときは金額が変わります。
末廣亭ホームページ
投稿者プロフィール
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飯塚裕美(蛙号 カエラ)
お庭めぐりスト
カエルグッズ大好きのカエラー 樹木医
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