クレマチスの丘 ガーデンツアーに参加

クレマチスの丘

遅咲きのクレマチスが見頃の静岡県三島市にあるクレマチスの丘ガーデンツアーに参加しました。

クレマチスをメインにうたっている庭園って珍しいのではないでしょうか。バラ園がある庭園は多いですが。

ツアーガイドは、このガーデンの開園時から植栽指導をされている金子明人さん。NHKの趣味の園芸でも講師をされています。クレマチスの育て方の著書もあります。

日本のクレマチス

クレマチスはキンポウゲ科の植物です。日本のクレマチスの原種は、春から秋にかけて花が見られます。

日本のクレマチス原種カザグルマと中国の野生種ラヌギノサから大輪系のクレマチスが作られました。

カザグルマで天然記念物に指定された株があるなんて知りませんでした。奈良の個人所有地にある青いカザグルマなんだそう。見てみたいけど、ガッチリ人が入れないようにしてあるそうです。そりゃそうでしょう。人が入ってきたら荒らされるし、盗掘も心配だから。

品種の判定は、しべの色、花弁の先がとがっているか丸いかなどで判定します。「うちの白いクレマチス、何でしょうか?」と言われても、わからないよというお話でした。

花盛りのクレマチス

ガイドツアーで案内された花の中で私が気に入ったお花をご紹介します

千葉のカザグルマ

千葉に自生するカザグルマ。自生地では保全活動もされているそうです。

カザグルマ
カザグルマ

テッセン

雄しべが弁化して花粉がでないためタネができません。

つぼみ上向き花が咲くと重みで下がります。

テッセン
テッセン

マジックフォンテーン

万重咲(まんえざき)という咲き方です。雄しべが見えない。花の中から次々と咲いてくるので一月くらい花を楽しめます。

ポンポン型でかわいい。中からどんどん開いていくってどういう事なんでしょう?面白い咲き方です。この花の形、好きです

マジックフォンテーン
マジックフォンテーン

龍口(ろうぐち)

濃い紫が美しい。この色に惹かれます。

日本の育種家小澤一薫(いちしげ)さんの作出した品種。小澤さんは、神奈川県川崎市に住んでいました。小澤さんが作出したクレマチスには地元の地名から品種名をつけています。龍口の滝からとって命名。うどんこ病になりやすいのが弱点。似た花では、クリスという品種がうどんこ病に強くて育てやすいそうです。

龍口
龍口

ブルーベル

木立性(こだちせい)のクレマチス。

クレマチスは、全部ツル性かと思ってました。木立性の品種もあるんですね

ブルーベル
ブルーベル

プリンセス レッド

香りの良いクレマチス。香りがある品種があるのは知りませんでした。流通量が少ないとのこと

プリンセスレッド
プリンセスレッド

パープルスター

多花性。花後に切っても切っても咲いてくる。お花が長い期間続くのは、良いですね。育てやすそう。

パープルスター
パープルスター

ルイーズ ロウ

一株に一重、半八重、八重の花が咲きます。一株でいろんな咲き方を楽しめるのは、面白い。

ルイーズロウ
ルイーズロウ

クレマチス仕立て方、色々

クレマチスはツル性の植物なので何かにからませて栽培します。その仕立て方法をいくつか見ました。

鉢に篠竹(しのだけ)支柱

篠竹を鉢の隅に立てたあとに篠竹どうしの頂点でしばっています。篠竹はしなるのでこのような仕立てが可能です

篠竹仕立て

クレマチス二種仕立て

縦長の金属製の支柱に2種類のクレマチスを絡ませています。下の写真は大輪系のクレマチスと小ぶりの花のクレマチスを合わせています

クレマチス二種

大樹を支柱に

これは大きな木がある広いお庭でないとできませんね。木の幹にシュロ縄を巻き付けてそれにクレマチスをからませています。

大樹の幹とクレマチス

バラと組み合わせ

ツルバラとクレマチスは王道の組み合わせ。先生は、クレマチスをバラに絡ませてはダメとおっしゃる。ブロック分けをして、バラのエリア、クレマチスのエリアに分けなさいと。

私の職場では、バラに絡ませてしまっています。ブロック分けするスペースがないので。

バラとクレマチス
バラとクレマチス

ガーデンツアーのあとには、金子先生によるミニ講座もありました

クレマチス・バラもきれいですが、とても手入れの行き届いた芝生が広がる気持ちの良い空間です。

クレマチスの丘
クレマチスの丘

アクセス

新幹線三島駅北口出てすぐのバス停から1時間に一本の無料シャトルバスが出ていて便利です。車を運転できなくても行けるのがうれしいです。

無料シャトルバスの時刻表など詳しいアクセス方法

バスがクレマチスの丘に到着すると、どっと人がチケット売り場におしかけて並びます。対面で販売対応する窓口が一つだけです。チケット予約決済サイトのアソビューなどのサービスを使って事前決済してくれるとありがたいのですが。ガイドツアーの時間が決まっているので焦ります。

参加日時: 2022年5月15日

参加料 : 1700円 入園料込み ガーデンツアー、ミニ講座、お土産つき

クレマチスの丘 ミニ講座 クレマチス開花株を「うちの子にする」植え替え

クレマチス マジックフォンテーン

静岡県三島市にあるクレマチスの丘でガーデンツアーとミニ講座に参加しました

講師は、NHK趣味の園芸でも講師をされている金子明人先生

お店で花が咲いている鉢を買ってきたら、そのままではダメで「うちの子にする」ために植え替えが必要です。「うちの子にする」は先生のお言葉

やったらダメなこと

最初にやったらダメなことの説明。

・買った鉢のまま育てること

・ツルをほぐすこと

では、これから植え替え手順です

ツルを半分に切る

ツルは支柱に絡ませてあります。そのツルをほぐそうとすると途中で折れてしまいます。もう大胆に鉢の高さの半分くらいに切ってしまいます。そうすると支柱が外れます。

クレマチスのツルを切る
大胆にツルをカット
クレマチス 鉢
鉢から出したところ

深植えが良い

今の鉢より1、2サイズ上の新しい鉢と緩効性肥料を入れた用土を用意します

新しい鉢に植えるときに、根を広げてから植えます。芽があるところが土に埋まっても構いません。その芽の部分から新しい根が出るので、むしろ深植えしたほうがいいのです

下の写真の黒い線まで土を入れます

クレマチス植え替え
新しい鉢に植え付け

ツルは4〜5本残して、あとは切ってしまいます

支柱を立ててラベルつけ

支柱をたてます。ラベルは2枚以上つけておくのが先生のオススメ。しかも違うマジックペンで書いておけば良いそう。どちらかが消えてしまっても一つは残るから。

ラベルがないと品種名がわかんなくなってしまいます。ペンまで変えるなんてプロは違うなぁと思いました。

クレマチス 支柱立て
支柱を立てて完成

植え替え後の管理

日当たりの良いところに置きます。肥料は好きなので春〜秋に成長させるためにやります。

ツルが伸びてきたら、支柱の外側をらせん状に誘引します。アサガオのように支柱の内側にツルまわしてはいせません。

クレマチスの丘 ガーデンツアーとミニ講座

参加日 : 2022年5月15日 am10:45〜12:15

参加料: 1700円

会場 : クレマチスガーデン/ヴァンジ彫刻庭園美術館